ズル総論

第二部では、将棋におけるズルを一般的に論じます。
まず第一章では、将棋の諸要素を一つ一つ分析します。
第二章では、これらの諸要素の相互関係を研究し、これをズル方程式として表します。このズル方程式を使い、再度諸要素の相互関係と、将棋の発展過程を分析します。
第三章では、ズルを行う人々をズル勢力と規定し、その中でも特に、ズル熊を用いる人々をズル熊党と呼び、その特徴を分析します。こうしたズル熊党は、「穴熊がズルである」というと、烈火のごとく怒りますが、その理由はズル熊党の既得権益にあるということを証明します。こうしたズル熊党の末路には、何が待ち受けているのかについても述べます。
最後に、将棋界発展のためにはズル熊の禁止以外にありえないことを結論づけ、ズル熊禁止後の将棋界についても展望します。



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